広島で翻訳茶

広島で働く、英語・日本語の翻訳者/翻訳茶=緒方亮のブログ

ワイルドターキー

いや、珍しく高めのお酒買ったから記念撮影をしただけです。グラスがおまけでついてたからね— びんぼくさいな。

ショットグラスが割れてしまったのでしょうがなくオン・ザ・ロックで飲んでおります。見た目はいいけど、冷えるばかりで味にはよろしくないですね。基本はストレートで、たまに水で口を整えるというのが好きな飲み方です。

というわけで、初めて1日2つ記事を書きました。はてな記法とやらに慣れずブログを書くのが億劫になり、いまだ、はてな市民というものになっていません。普通にタグ使うところにしておけばよかったかなー 写真は本当はflickerに上げてそれを掲載したいのだけど。

『おくりびと』を観て日記を書くつもりだった

だいぶ前になりますが『おくりびと』をワーナーマイカルで観ました。チェロ奏者が納棺師になる話です。評判いいらしいですね。きちっとした作法をきちっとした役者がやっているとそれだけでいいものです。

ただちょっと長く感じました。父との石のエピソードの部分が冗長に思った。僕の膀胱が満杯だったからかもしれない。

元喫茶店という設定だった実家のセットやレコードに、僕があの父の存在を感じとることができたら、石のエピソードを別の角度からみられたのかと、今になって思う。生ビール飲んで映画に挑んではならない。

納棺のシーンが何度も繰り返し出てきますが、主人公の周辺の人々の納棺よりも、仕事として知らない人のところを訪れるシーンの方が好きだった。いずれも緊張感、形式の美しさ、そしてユーモアがあっていいのですが、身内であることでつきまとう物語を少し余計に感じたのかもしれない。ともあれ気持ちよく泣けるよい映画でした。

テーマと山崎努からここは伊丹十三の『お葬式』だよなと思い、帰りにツタヤによったのだけど案の定レンタル済み。そこで何となく借りたのが『17歳の風景』と『笑う超人』。するとどうも「『おくりびと』よかったです」的な日記が書きづらくなった。さらにシネツインでだったか、本筋と関係ない盛り上がりを見せている『闇の子供たち』をみて、さらに書けなくなる。

順番に説明すると、母親を殺したので自転車で逃げる映画と、太田光がホストになって立川談志が死をめぐる落語を2つやるDVD、タイの人身売買をテーマとした(ちょっと違うけどね)映画です。全部死の話だ。しょうがないから書けないことを付け足して日記にする。

さらにどうも残尿感があるので白状しておくともう少し観ている。何か書こうと思っていたものは以下。

  • トウキョウソナタ』(シネツイン)
  • 『赤い風船』(サロンシネマ)
  • 『サッド ヴァケイション』(DVD)

映画を観て文章を書くのは思っていたより骨が折れる。んなものかかなくていいんだけどさ。

iCalでいろいろと情報を管理するようになって(携帯をiPhoneにしたので)、観たい映画がけっこう大量にあることが判明している。お金的にも時間的にも苦しいけど、そして寒くなってきたけど観れるといいな。

本日、TBSラジオのストリームに立川談春

ネットストリームはこちらから
http://www.tbs.co.jp/radio/st/

関係者でも何でもないのですが、宣伝みたいな日記ですね。立川談春さんは立川談志家元が率いる立川流の落語家さんです。笑点が始まると反射的にチャンネルを変えちゃう、どちらかというと落語嫌いだった自分が落語にはまったのは、エンタクシー誌上での福田和也との交換文章?と、それに続くエッセイの連載でした。エッセイは『赤めだか』として本になってます。

高座は福岡と岡山で体験しました。特に福岡での鼠穴はすごかった。筋を隅々まで知っている噺で、あそこまで感情をもっていかれるとは期待以上でした。

同じくTBSラジオの、確かアクセスに出演したときは、徹夜明けだと平気で話すホストにじっくり追い込みかけていました。頭の回転が速く、空転さえコントロールしつつ、急所を的確にぐさりと刺される方です。ストリームの小西さんはポッドキャストで聴く限りかなりいい加減なところがあるようなのでどうなのだろう。居酒屋対談らしいからのんびりしてるのかな。

歯医者の予定が入っていて途中までしか聴けないのが残念。

牛もつカレー

携帯からの投稿テストをかねて、以前撮影したココイチの牛もつカレーです。たぶんホウレン草をトッピングしています。

味は相変わらずですね。高校の時は毎週のように食べてました。

スカイ・クロラ、崖の上のポニョ、トニー滝谷、まとめてドン♪

だいぶ前になるけど、前者2本は劇場にて、後者はDVDで観ました。スカイ・クロラは「森博嗣の文章で読みたい」という思いがずっと頭にあった。原作シリーズははいまだ未読なのを断った上でちょっと書いてみようか。

経験上、森博嗣の作品は簡潔な文章で読んでいるのか自分が考えているのかわからなくなる部分があった。タバコの場面には煙の感触と思考があり、冷めた珈琲はあくまで冷めていた。映画はその辺があくまでスクリーン上の世界だった。音響など臨場感はあったのだけど入り込めなかった。まあ、映画は観るのであり頭で思い描くのが小説なのだから当たり前なのかもしれない。ただこの作品の世界について言えば、目の前で再現されるより、脳みそに再現させる小説の方があっているように思う。なんて、読んでもないのに書いていいのかな、書いちゃうけど。


ポニョはすべてをゆだねて存分に楽しめました。謎が多いというかいう評判が事前に頭に入っていたのですが、まあそんなものだよなと、考えずにすっと受け入れることができたのでそのまま考えないことにした。ポニョの母ちゃんは何者だおまえはとおもったけど。上下、主に上昇の動きが印象的で、たっぷりエネルギーもらえました。


トニー滝谷は、スカイ・クロラと同じく原作があって、こちらは村上春樹です。原作のトーンが見事に映画体験で再現されています。語り(地の文)があり、カメラ(視点)の水平移動による暗部を挟んだ途切れのない場面転換がありと、原作の空気感だけは損なわないようにあらゆる工夫がされていました。古き時代を思わせるジャズの音、時・場面を横断するカメラや音楽によって、時の経過と重なりを目の当たりに感じ取れます。


あまりに感心したのでいろいろ調べていたら、監督の市川準氏が今年なくなったとのこと。『たどんとちくわ』の人だったのか。

蚊はメスが血を吸いますね。ところで、


蚊はメスが血を吸いますね。オスは吸わないらしいです。これはけっこう知られている話ですが、疑わしいと思っている。経験上、僕の出会った蚊はみんな血を吸っていったから。蚊との出会いなんて、血を吸われるときくらいしかないのだけど。

閑話休題。コウモリは血を吸いますか?

というのも、先日いきなり部屋にコウモリがやってきたのです。開け放って涼んでいた窓から飛び込んできました。生まれて初めて見るのが、まさか自分の部屋でだとは。


天井を横に走っている柱の下側に鋭い爪で留まっているコウモリ。わかりにくいですね。



AVラックのスピーカー裏で瞑想中?のコウモリ。ケーブルがあって、そこに顔をつけるようにコウモリがいます。耳がぴんと立って、退化した目が片方見えています。赤い粒みたいなの。


下の写真は50センチくらいのところからフラッシュを使って撮影したものなのですが、奴はぴくりとも動きませんでした。目はほとんど飾りのようです。

出て行ってもらうのに苦労しました。病気もってそうだし、映画『グレムリン』を思わせる風貌だから素手で握るのはちょっと。かといってゴキみたいに新聞丸めてたたきつぶすにはあまりに哺乳類している。

前述の通り視覚は利いていないし、壁をバンバンたたいてもかすかに耳を動かすのみ。そうだ、超音波だったよなと、それらしき声を出してコミュニケーションを図ったのですが無視されて、夜中だし窓あけてるし勘違いされるなと断念。

久しぶりにお湯を張っていたのでとりあえずお風呂に入ったのですが、あがったときにはいなくなっていました。

また会いたいような、会いたくはないような。

もうすぐLifeの中継が始まります

ウェブ中継もやってます。1:35から。

TBS RADIO 文化系トークラジオ Life
http://www.tbsradio.jp/life/

今回のテーマは「地方を考える」。

はてな日記のタイトルに地名を入れるほど地方であることに興味のあるらしい自分としてはぜひ生で聴きたいのだけど、今回に限らず月曜日は早朝から大事なお仕事があるのでいつもPodcastでつまらんちゃん。なんか偉い賞受賞したらしいし、土曜放送に戻らないですかねー

ビール飲んで寝ます。明日は5時起き。たぶん起きれる。


#最初で最後の業務連絡
すみません、予定が変わって業務連絡用のサイトは別に作りました。日記と仕事は分離します。そっちの用途でRSS入れちゃってる人いましたら連絡ください。仕事サイトのアドレス送ります。バタバタしてて申し訳ないです。